約 3,494,737 件
https://w.atwiki.jp/railgun-yuri/pages/25.html
ここはジャッジメント177支部 佐天は見回り中の初春の帰りを待っていた。 佐天 (あ、明日初春の誕生日だ…何を買ってあげようかな…) 黒子 「ふんふ~ん♪」 佐天 (白井さん…あのリボンで巻かれた箱…初春へのプレゼント…? 私も負けてらんない…!何か探してこよう!) 佐天 「私ちょっと用事思い出しちゃいました!初春には先に帰ったって言っておいてください!」 佐天はデパートへ行き、初春のプレゼントを買いに行くことに。 佐天 「う~ん、あまりいいものがないなぁ…そもそも 初春の好きなものってなんだろう…」 佐天 「……」 佐天 (あれ…もしかして私って、初春のことよく知らないのかな…) 佐天 (……………) 佐天 (なんか嫌だな…この気持ち…白井さんに負けたみたい…) 佐天は結局何も買えずに帰路につくことにした トボトボ…… 佐天 「あーあ……私何やってるんだろ…こんなことなら初春と帰りたかった…」 初春 「佐天さん…?」 佐天 「!!初春!?」 初春 「私、今から帰りなんですよ~。佐天さんはもう帰ったって聞いたから…」 佐天 「初春…!」 佐天は初春に抱きついた 初春 「佐天…さん?」 佐天 「初春…!私…!!」 初春 「何か…あったんですか?」 佐天 「………。」 佐天は、初春からそっと離れた 佐天 「ごめん…ちょっと…ごめんね…。」 初春 「…佐天さん。よかったら今から私の家に来ませんか?」 佐天 「え…?」 初春 「一緒にご飯を食べましょう♪」 佐天 「…うん。」 初春の部屋に招かれた佐天 佐天 (なんでだろう…初春の部屋っていつも来るのに…なんかドキドキしてる) 初春 「佐天さん、少し落ち着きました?」 佐天 「う、うん。(いや、全然なんだけど…)」 初春 「何か悩みがあるなら…聞きますよ?」 佐天 「……」 初春 「……」 佐天 「初春、私…」 佐天 「私…初春の何だろう…。」 初春 「……」 佐天 「……」 初春 「佐天さんは、私の親友です。」 佐天 「…!う、初春ぅ~……!!」 初春 「!…佐天さん」 佐天は初春の胸の中で泣き続けた。 ひとしきり泣いてから、初春へプレゼントをしようと思ったこと、 しかし初春の好きなものすら知らない自分を知り、黒子への劣等感と 自分自身への不甲斐なさで心が重くなっていたこと、 そしてどんな時でも自分のことを支えてくれる初春に感謝していることを伝えた。 佐天 「ごめんね、色々聞いてもらちゃって…」 初春 「気にしないでください♪私のほうこそ、プレゼントなんてそんな…」 佐天 「何言ってるの。私は親友なんだから、それくらいさせて。」 初春 「佐天さん…」 佐天 「私、これからはもっと初春のことを知りたい! だからこれからも親友として、一緒にいてほしい…」 初春 「はい!喜んで♪さあ、ご飯作りますから、一緒に食べましょう!」 佐天 「あー、おいしかった。初春の作るカレーは絶品だねぇ。」 初春 「手伝ってくれてありがとうございます。」 佐天 「あのさ…初春。」 初春 「はい?」 佐天 「なんか欲しいものがあったら…教えてくれない?」 初春 「こうして佐天さんと一緒にいられれば、別に何もいりませんよ?」 佐天 「そういうことじゃなくてえぇ~…」 佐天はう~んと唸りながら初春を見る。 この子はどうも欲がなさすぎる。友達さえよければそれいいという感じだ。 佐天も、友達のためにプレゼントをあげたいのだが… その様子に気づいたのか、初春は遠慮がちに佐天の方を見て、なにやらモジモジし始めた。 初春 「……じゃぁ、誕生日を祝ってくれませんか?」 佐天 「?そりゃ祝うよ。そうじゃなくて、何かプレゼント…」 初春 「あ、えっと……私の家で祝って欲しいんです。…00時ピッタリに。」 佐天 「!」 初春 「今日、泊まっていってください///」 佐天 「初春…」 初春 「あ、えっと、無理なら…」 佐天 「いや全っ然無理じゃないから!泊まらせてもらいます!」 初春 「佐天さん…嬉しいです♪」 佐天 (うわ…今の初春の笑顔、すごく可愛い…) 初春 「佐天さん?」 佐天 「!あ、何でもないよ~。じゃあさ、00時まで暇つぶしでもしようか!」 初春 「はい、じゃあ…えーと、トランプでも持ってきますか?」 佐天と初春はトランプや何気ない会話で時間を過ごした。 そして時刻は10時32分 佐天 「あ、初春~。お風呂入ろ~!」 初春 「じゃあ佐天さんがお先にどうぞ~」 佐天 「何を言う!一緒に入るのだよ!」 初春 「ええ~!?」 佐天 「ほらほら、脱いで脱いで♪」 初春 「ひゃあ!?脱がさないでください~!」 11時37分 佐天 (後30分足らずか…初春のために何かあげたかったけど、これが初春の望みなんだよね) 佐天 「……」 佐天 (しちゃおっかな…あれ…) 初春 「佐天さん、こんなものしか用意できませんでしたけど…」 初春は冷蔵庫から『学び舎の園』で買っておいた 苺のクロスタータとモンテビアンコを持ってきた。 初春 「これ、昨日白井さんに頼んで買って頂いたものですから、心配はいりませんよ」 佐天 「初春の誕生日なのに、私が世話になっちゃってる気が…」 初春 「佐天さんと食べれるなら、私がすごく嬉しいんです。」 佐天 (かわいい~!…よし、やっぱりしよう、あれ。) 11時55分 初春 「なんかすごくドキドキします…こんな誕生日、初めてです…」 佐天 「う、うん。なんか私まで緊張してきた…」 初春 「……」 佐天 「……」 11時58分 初春 「…佐天さん、あの…」 佐天 「え、え、な、何!?」 初春 「私も、佐天さんの誕生日の日に、お泊りさせてもらっていいですか?」 佐天 「…当然じゃない。…今日は色々ありがとね…」 11時58分40秒 佐天 (やるしかない…!私なりに、初春にお礼を示したいもん!) 初春 「わあ、あと1分くらいですよ佐天さn ちゅ 初春 「!!!ンンンン!?」 佐天 「ン……」 佐天は初春の唇にそっと自分の唇を重ねた。 時間にして10秒ほどだが、お互いの気持ちを知るのに十分すぎる時間であった… 佐天 「プハァ…ふぅ…」 初春 「ン…ァハァ…サ…サテンサン…」 佐天 「いきなりごめんね。でもどうしても、お礼の意味もこめたプレゼントをあげたかったんだ…」 初春 「佐天さん…///」 12時00分00秒 佐天 「初春、誕生日おめでとう♪」 初春 「おはようございま~す♪」 黒子 「あら、初春、今日はいつも以上にご機嫌ですわね。」 初春 「エヘヘ…いいことがあったんです」 黒子 「そうですの。…はい、これ、誕生日プレゼントですわ。」 初春 「わあ!覚えてくれてたんですね!ありがとうございます。」 黒子 「当然ですわ。……佐天さんからは頂きました?」 初春 「はい…一番最初に貰っちゃいました♪」 黒子 「何を頂いたのですの?」 初春 「秘密です~」 佐天 「ふはぁ~……」 むー 「涙子~、どうしたのさっきから。」 佐天 「ふへ~…ん?むーちん、何か言った?」 むー 「いや…何でも…(何この色気のある表情は…)」 佐天 (初春と…ちゅーしちゃった…あぁ…なんかすごく嬉しい…) prrrrrrrr 佐天 「あ、初春からだ~♪」 むー (あの表情……これは…ういはるんと何かあったな!?) 佐天と初春、二人の日常はこれからも続く… 完 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hakozisyo/pages/102.html
誕生日 PCの誕生日回収、一旦完了?(PC名簿のはほぼ全部拾ってきたはずです) 1月 1日 ミラ(PL:川柳)、アルト(PL ヵズ~) 15日 ネヴェ(PL レータ) 2月 8日 ユーンリス・ルード(PL:杜樹) 11日 ロゼ=リースリング(PL:エル) 17日 カーメン(PL ハイセム) 29日 トキ(PL 麗輝)、ゼロ・ディ・ヴァイス(PL:あやねこ) 3月 3日 グロムロード(PL アルテマ) 4日 ファド(PL アスク) 18日 ロウエン=メイザース(PL 杜樹) 21日 フィリアス(PL アルテマ) 31日 テファ(PL レータ) 4月 1日 火蓮(PL 六部空) 10日 クアル(PL hstrax) 22日 グラミー=シアーズ(PL ヒゲうぃっち) 5月 5日 ティアリナ=ウィーニ(PL 杜樹) 15日 ガミー(PL ヒゲうぃっち)、シャンヌ(PL:六部空) 22日 シルヴェスティリス(PL アルテマ) 6月 6日 ミルゴ・リアラ(PL マスト) 24日 ウィキッド(PL サイス) 7月 6日 水星凪(PL 川柳) 9日 ルビー・アクアレン(PL サイス) 19日 ベル(PL ハイセム) 25日 エリザベス(PL 月妙) 26日 ケイト(PL 麗輝) 8月 6日 カルマ=クレースト(PL 川柳) 11日 イリアス(PL 麗輝) 19日 オーガス(PL ヒゲうぃっち) 30日 李=双花(PL エル) 9月 1日 アンディ(PL 川柳) 9日 ツイン・テイル(PL ロンメル) 27日 コルマリア(PL 美食) 10月 6日 アクセラ(PL レータ) 10日 アルク(PL ハイセム) 19日 カゲオ(PL 秋沼) 30日 メメット(PL 秋沼) 11月 11日 アシュリー(PL 月妙)、メフィストフィリス(PL 麗輝)、フワリ(PL ヒゲうぃっち) 18日 るり(PL 杜樹) 22日 カルミナ(PL てふっぴー) 12月 5日 ジェラート(PL 六甲) 6日 ちょこ・もんぶらん(PL てふっぴー) 18日 ジリア、カノ(偽)(PL 秋沼) 20日 ナノ・ル・ルーシュ(PL ミーティア) 23日 ハイム=テンス(PL まとろう) 24日 シア(PL 六部空) 25日 リリム・アイリス(PL 麗輝) 春 若葉の頃 セナ(PL パルム) 温かな日 アゲハ(PL;てふっぴー) 夏 台風の日 サフィール(PL てふっぴー) 秋 フロワ=クロワッサン(PL 川柳) 冬 アッシュ(PL ハイマン) 一番寒い日 アーリィ・テム(PL てふっぴー) 不明 ラビッシュ(PL パルム)、ジョン(PL アルテマ)、ラングウッド(PL 杜樹)、パース(PL レータ)、シオン・ネコパンマン・リーフ(PL マスト)、イクソス(PL 錆鉄)
https://w.atwiki.jp/sangheiwu/pages/25.html
SangNie さんにぇ 生日 【例文】 ≪お誕生日おめでとうございます≫ Zo Nong SangNie KuaLo ぞ のん さんにぇ くわろ 祝你生日快乐
https://w.atwiki.jp/gurime/pages/125.html
普通なら喜ぶべき誕生日。 しかし飲み会や合宿に当たってしまったりすると・・・。
https://w.atwiki.jp/soysouso800/pages/787.html
誕生日 租税の一種。 徴収は食物、または現物で行われる。
https://w.atwiki.jp/oyaflag/pages/3.html
誕生日 名前 03月23日 ゆみかどん @yumika3941 05月01日 えりんぎ。 @ys_83ys 12月23日 かりん @karinchan1223
https://w.atwiki.jp/sousuikai_web/pages/39.html
誕生日/タンジョウビ/[記念日] ①プレゼントがもらえる日。 ②飲まされる日。
https://w.atwiki.jp/neoangelique/pages/22.html
スペシャル一覧(フルボイス版含む) 1 指輪に秘めた約束 レイン恋愛EDを見る 2 太陽と水とあなたと… ニクス恋愛EDを見る 3 歩きだそう…ふたりで ジェイド恋愛EDを見る 4 夢見ていた未来へ ヒュウガ恋愛EDを見る 5 始まりの地 ルネ恋愛EDを見る 6 幸せな家をもう一度 ベルナール恋愛EDを見る 7 大切な想い出 レイン恋愛ED・ジェイド恋愛EDを見る 8 女王の奇跡 ニクス恋愛ED・ヒュウガ恋愛EDを見る 9 花畑の誓い オーブハンター全員の恋愛EDを見る 10 それぞれの想い 恋愛対象全員の恋愛EDを見る 11 日常~ベリー事件 レインの恋愛段階更新3を見る ※フルボイス版で新規追加 12 日常~天体観測 ニクスの恋愛段階更新3を見る ※フルボイス版で新規追加 13 日常~プラム酒作り ジェイドの恋愛段階更新3を見る ※フルボイス版で新規追加 14 日常~居心地のいい場所 ヒュウガの恋愛段階更新3を見る ※フルボイス版で新規追加 15 日常~伝承の担い手 ルネ恋愛イベント「花束の誘い」を見る ※フルボイス版で新規追加 16 日常~籠の外と中 ルネ恋愛イベント「籠の中の鳥」を見る ※フルボイス版で新規追加 17 日常~花婿修行? ベルナール恋愛イベント「羽を休める時間」を見る ※フルボイス版で新規追加 18 日常~愛情のカタチ ベルナール恋愛イベント「包んであげたい」を見る ※フルボイス版で新規追加 19 誕生日1~内緒の研究 レイン恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加 20 誕生日2~ドレスアップ ニクス恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加 21 誕生日3~一番嬉しい日 ジェイド恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加 22 誕生日4~捧げるために ヒュウガ恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加 23 誕生日5~手紙を書こう ルネ恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加 24 誕生日6~ニュースの価値 ベルナール恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加 25 誕生日7~パーティーの夜 誕生日1~6を見る ※フルボイス版で新規追加 26 夜想祭 レイン恋愛ED・ニクス恋愛ED・ベルナール恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加 27 雪祈祭 ジェイド恋愛ED・ヒュウガ恋愛ED・ルネ恋愛EDを見る ※フルボイス版で新規追加
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/655.html
水銀燈「…もしもし、薔薇水晶?明日の学校の事だけど、有給使って休むわね。」 その日、私は久しぶりに薔薇水晶に電話をかけた。 彼女は、「…まだ残ってるの?」なんて失礼なことを言っていたが、ちゃんと確認するように指示して私は電話を切った。 それにしても、何でよりによって明日が夏休みの登校日なんだろう…。 そう、この日だけはどうしても人に会いたくなかった。 だからこそ…そんなもの無くなれば、わざわざ有給の逆算なんかして意識することも無かったのに…。 何も考えず、一日が過ぎ去るのを待っていられたのに…。 明日…それは私の24歳の誕生日だった。 水銀燈「…とにかく、明日は余計なことしないでね…。じゃ、またね。」 メイメイにそう電話すると、私はベッドにもぐった。 しかし、電気を消しても私はいつまで経っても眠りにつくことが出来なかった。 誕生日なんて、なくなればいいのに…。そうすれば、くだらない事を思い出さずにすむのに…。 そう…元々、友達なんていない事…そして、誕生日が夏休み中にあるということもあって、私のことを祝ってくれる人間はいつも幼馴染のメイメイと、お母様だけだった…。 母子家庭ということもあって、家計は相当苦しかったはずだ。 しかし、お母様はいつも自分の身を削って、その全てを私に注ぎ込んでくれた。 小さな家に不釣合いな、バースデーケーキや豪勢な食事…そして、高価なプレゼント… その全てに、私は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった…。 それは、自立して数年たった今でも、私の心に焼き付いていた。 私さえいなければ、お母様はお父様と幸せに暮らせたはずだし、こんな苦労をかけずに済んだはず… そう…明日は贖罪の日…。私が、生まれたことを後悔するための日…。 そして次の日…外は、まるで事前に示し合わせたかのように大雨が降っていた。 時計を見ると、時刻はすでに午後5時…寝る前、最後に時計を見たときが午前7時だったから、さしずめ10時間ほど寝たことになる…。 そして、あと7時間ほどすればこの苦痛から開放されるはずだった。 しかし、食欲もわかないので、一階のエントランスの集合ボックスまで新聞を取りに行こうとした時、思いもよらない…いや、起こってはならない事が起こってしまった。 …真紅が、他の教師全員…そして用務員全員を引き連れてやってきた。 全員「せーの…ハッピーバースデー!!」 一瞬呼吸を整えると、みんなは私に向かってそう言った。 そして、訳が分からぬまま私は自分の部屋へと押し戻された。 翠星石「…な、何ですか…この家は…!?おめー、こんな広いところに一人で住んでやがったんですか!?」 金糸雀「キャー!!この家具、カッシーナのかしらー!!羨ましすぎかしらー!!」 思い思いに、感想を述べる一同。そういえば、この部屋に入ったことがあるのはメイメイと薔薇水晶と雪華綺晶…そして雛苺の4人だけだったっけ… そして、やっと全員が落ち着いたところで、私は事の真相を問いただした。 水銀燈「…で、こんな馬鹿げたことを企画したのは、一体どのお馬鹿さんかしらぁ?私が歳をとるのがそんなに嬉しいわけ…?」 その言葉に、押し黙る一同…。その時、あの真紅がぽつりぽつりと事の真相を語りだした。 真紅「ごめんなさいね…。私が余計なことを覚えていたばっかりに、こんなことになってしまって…。でも、みんなあなたの誕生日を祝うためにここへ来たの。それだけは、分かって…。」 そういえば、真紅も1度だけ私の誕生日に来たことがあった。 しかし、それは何年も前の話…。それをこの子は今日まで覚えていたなんて…。 そんなことを考えながら押し黙っていると、それぞれは私にプレゼントを手渡した。 その中身は、手鏡…オルゴール…バイオリンの形をした角砂糖入れ…観葉植物…及びその手入れ用品一式…電子辞書…安眠枕…『くんくん探偵』とかいうアニメのDVD…薔薇の入浴剤…苺のバースデーケーキ…お菓子詰め合わせ…万年筆…そして『ディスカバリーチャンネル 世界の名戦車TOP10』というタイトルのDVD… そしてそれらを受け取った後、真紅はあるものを取り出し、こう言った。 真紅「これ…ずっと前にあなたにプレゼントして、高校の時につき返されたやつ…。JUMって子…知ってるでしょう?その子が直してくれたの…。」 それは以前、私が『決別の証』としてバラバラにして返した、クマのブーさんのぬいぐるみだった。 それを私に見せると、真紅はさらにこう言った。 真紅「本当はね…すぐにでも返そうと思ってたの…。でも、あなたはいつも私を目の敵にした…。だから、こんな遅くなってしまったの…でも…」 真紅の言いたいこと…それはもうこの時点で明白なものだった。 かつて私の全てを奪ったもの…。それを拒絶しようと思えば簡単に出来るはず… でもその時…私の口から言葉を発することは出来なかった。 真紅「でも…私はあなたと仲良くなりたかったの…。それで、助けになれればと思ってた…。もちろん、同情でもなんでもなく…純粋な気持ちとして…。」 しんと静まり返る室内…。そして、真紅は最後にこう言った。 真紅「ねぇ…一緒の高校を出たみんなが、もう一度こうやって集まるのも何かの縁だと思うの…。だから、もう一度始めから…」 その言葉に対し、私は少し考えた後でこう答えた。 「…ま、期待しないことね…。」 と。 …その後、水銀燈は真紅からそのぬいぐるみを受け取ると、それを棚の上に飾った。 高級家具や高級インテリアグッツがひしめく中で、その古ぼけたぬいぐるみは異質なものに見えた。 しかし、それでもなお水銀燈は、そのぬいぐるみを部屋に飾り続けた。 その日、他のみんなに貰ったものと同様に… 完 [その他の過去に苦しむ銀様シリーズ] Rozen Maiden begins 翼の折れた天使 昔の水銀燈と翠星石 昔の水銀燈と薔薇水晶 昔の水銀燈と薔薇水晶 その2 昔の水銀燈と薔薇水晶 その3 魂の呪縛
https://w.atwiki.jp/makihitohideko/pages/15.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (カスの誕生日.jp) 形だけは人間の、どんなカスにもゴミにも蛆虫にも、戸籍上の誕生日は存在しますね。 堂本剛くんの、『Coward』ってCDの五曲目に収録されてる、 『ahappyloveword(ハッピーラヴワールド)』って歌に、 「人が導くんだ……。突然の別れへと……。年老いた女性が川原に立ちこう言ったんだ。 『恨むつもりなんて最初から用意なんてしてないの……そんなために私はあの子を産んだんじゃない……』 こんな悲しい出来事がもう二度と起こらないように、探し歩かなきゃいけない。愛のある幸せな世界を」 って歌詞があるんですけど、印象的で奥深くて色々と考えさせられます。 もちろん歌詞の解釈は千差万別、人それぞれなんですけど、 子供が犯罪を犯してしまった……とも捉えられます。 それでも、恨むつもりなんてない……と。 同じく堂本剛くんの名言に、 「たとえば、家族が何か犯罪を犯したとして……、世界中の人から責められたとして 『許す』っていうのとは違うけど、絶対に『見捨てない』のが家族なんじゃないですかね……」 って名言があります。青臭くて理想論なのかも知れませんけど、これは大いに共感出来ました。 『許す』と『見捨てる』って別問題じゃないですか。 無条件に『許されたら』不幸ですよね。確実に……。 「許さない、けど見捨てない」ってのが最大の愛だと思うんです。難しいですけどね。 【 】 光を求める者 主は命を救い誰を恐れよう 主は命の砦守り あなたがたは出来る限り全ての人と平和に過ごしなさい。愛する者たちよ。 自分で復讐しないでむしろ神の怒りに任せなさい。 なぜなら「主が言われる復讐は私のすることである。私自身が報復する」と書いてある。 トップページ